Nochevieja.(2/11追記加筆修正) 2009.12.31 Thu 03:11 | 戯言

大晦日。スペイン語では古い夜と綴って大晦日。綺麗な単語なので好きです。
12回の鐘が鳴るたびに１粒（計１２粒）のブドウを食べねば！！
今年も特に何も果たさず寝てばっかりでしたが来年からはそうもいかず。
現在丑三つ時ですが寝る気もせず。今日夜寝ればいいやとＰＣに向かう。
明日は初日の出拝みに近場のベストスポットへ行くつもりです。
よくつなびに載せてるところです。ちょっと高いところから見る空は好い！
星とかよく見えそうなんだけど夜人気がないから行くのが怖いという残念っぷりです…

とまあ、今年もぐでぐで終わります。
とりあえず試験勉強と課題とをもそもそやりながら新年を迎えようと思います。
今年も全然絵を描かず来年も増えそうにもないですが、イラスト描き兼言葉吐きのままで。
言葉吐きとしては、一つ今年はやり遂げたものがあったので来年も頑張りたいです。
来年はとりあえずアレが終わったらちゃんとページを作るのが目標です！作り方教えてください…！


昨年前から出会っていた方も、今年出会った方も、来年出会うかもしれない方にも。
感謝と敬意と祝福を。心より、言葉に託して。
来年もまた皆さんと、愉しく快く息災に出会えますように。


それでは。

来年はよりよく生きられますよう
来年は皆さんの幸せがより祈れますよう
来年は私自身の幸せをもより祈れますよう


終の日の出を立ち待ちて

誰かの幸せを祈るように　指を組んで笑う
自分の幸せを折るように　首を掴んで哂う

祈りは空気のように掴めない　確かじゃない
祈りは空気のように存在する　空ろじゃない

あるんだ　ここに
あるんだ　それでも
あるんだ　

幸せのかたちって？　そもそもないんだ
やわらかくって　ふわふわした？
幸せのかたちって？　それぞれちがうんだ
かたくなって　とげとげした？

かたちは雲のようで　かたちは雨のようで
かたちは草のようで　かたちは花のようで

揺らめくもの



自分の幸せのかたちがわからないやつに
誰かの幸せのかたちがわかるはずなんかない
自分の幸せのかたちしか知らないやつに
誰かの幸せのかたちを理解できるはずなんかない

愛なんて　愛なんて　移ろって
愛なんて　愛なんて　揺らめいて　愛なんて



***

人を愛することは自分に対する愛の領域を自分の周囲にどんどん広げていくこと。。
自分を愛せないやつに、誰かを確かに愛せるわけなんかないと嘯く。






昔の傷を見つめて泣く
昔切りつけた君の傷を見つめて泣く
どうしてこんなことをしてしまったんだ
どうしてこんなことになったんだ

心の重さが言葉に灯る
弾丸は思いで抉り抜く
僕は君を打ち抜いた
音が鳴り響いて鎖が砕ける

絆を断ち切った赤黒い思い
僕の内から産まれた魔物
楔を砕ききった青黒い想い
君と僕が生み出した獣

蹂躙　狂った


昔つかった得物を見つめて泣かない
昔断ち切った獲物を見つめて泣かない
どうしてこんなことをしたんだろう
どうしてこんなことになったんだろう

心の強さは紙縒り（こより）に灯る
捻じれは思いで固く結ぶ
君は僕を強く繋いだ
音がしなり啼いて縁が軋む

絆が断ち切れても白い紙屑
僕の肩から剥がれない印
楔が砕き倒れても赤い糸屑
君と僕が縁り合わせた許（ゆるし）

断絶　哂った


やった時はせいせいしたと思った。でもそれは思っていたより大切なものだったらしい。
傷つけ傷つきながら関わり合うことを忌避したら、その時点で何かが終わってしまうようだ。





***

来年の目標はいくつかある。
私が私自身を生きて私自身になって私自身を作ること。
断ち切った絆を繕うこと。新しく絆を結ぶこと。
居場所を見つけ作ること。
誰かを愛し愛されること。